稲倉神社 | |
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稲倉神社は、高松市香西北町一三八番地に鎮座し、豊受姫命および笠縫神を御祭神として祀っている。
豊受姫命は倉稲魂神ともいわれて、五穀豊穣の神(三宝荒神)即ち非常に気の荒い霊験あらたかな農神である。 また笠縫神は手置帆負命の従神で、この地平賀の里に住みつき笠を縫って暮らしていた。 その子孫が遺徳を偲んで祖先を祀ったものだと言われている。 当稲倉神社は昔から「おかんどうさん」として平賀の人々には大変親しまれている。 勝賀城初代城主 香西資村時代から宇賀堂として存在していたようで、それ以来宇賀神社・稲倉神社になり、当平賀の里の守護神として親しまれている。 また、一説には香西寺にの裏鬼門に擁護の神として祀られているともいわれている。 天正の戦乱の古戦場「寛政」「袴敗れ」「負越し」等が近くに点在し悲しい思いも残されている。 稲倉神社本殿並びに幣殿は、昭和一四年、紀元二千六百年祭の記念事業として再建し、またその拝殿は、境内に地域集会場建設の機会に再建し現在に至っている。 当神社は、平賀神社の境外末社となっていて祭礼は、旧暦九月十三日になっていたが、現在は十月の第二土曜日に行われている。 稲倉神社は、現在は平賀地区の守護神・農神としてだけでなく家内安全・無病息災・交通安全・学業向上・厄除けの御祭神として参拝者に親しまれ、また地域発展の活動の拠点になっている。 平成八年十二月吉日 |
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