松尾社 | |
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御祭神は「大山昨神」
当地は往古より酒醸業が盛んであった。 明治末年には県下で唯一の酒造組合設立されその改善と発展に努めた。 従って主に県内各地の蔵元に杜氏(酒造りの技術者)が出かけ十二月の冬至には季節にあやかって芳醇な新酒を当社に供え祈願した。 御祭神は京都嵐山に鎮座する醸造の祖神、松尾大社より勧請した社である。 ちなみに、本堂桧皮葺き修理の折、天明年間の記録があった。 松尾神社。香西記には松頭社とある。祭神の大山咋神(オオヤマクイノカミ)は酒の神。醸造の神。総本社は京都市西京区嵐山、松尾(まつのお)大社。香西では宇佐神社の境内末社として祀られ、香西杜氏の信仰を集めた。杜氏と冬至を掛けて、例祭は冬至(12月22日)に行う。 平成17年(2005年)1月に、松尾社の横に生島塩釜神社が遷座されたおり、松尾社の社殿と玉垣が新築された。それまでの古い玉垣に刻まれていた香西杜氏の名前、仕込み先の地域名や酒蔵(蔵元)名などは、引き続き新しい玉垣に刻銘された。 *醸造の神を祀る松尾社には、さい銭の献上に代えて生米(なまごめ)を納める習わしがあった。 *醸造の神である大山咋神を祭神とする松尾社は、酒造関係者ばかりでなく、醤油醸造や酢の醸造業者にも崇敬され、店や仕事場に祀られている。 引用) ※松尾社 由緒板 ※立山信浩著 「笠居郷探訪」649ページ |
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