香西の歴史・神社・仏閣
萬徳寺 | |
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高野山真言宗
香西9か寺の一つ。 本尊 毘沙門天(多聞天)は聖徳太子作と伝わる秘仏で、手足に聖徳太子手刻と伝わる銘文がある。33年に1度の御開帳。次の御開帳は平成30年(2018)。 本尊の毘沙門天は左右に善膩師(ぜんにし)童子と吉祥天を配する毘沙門三尊の形式が揃っており、貴重である。 寺伝によれば天長7年(830)3月天長山祥福寺として毘沙門天を本尊に開基。国司時代の菅原道真公により修造がすすむ。 旧暦4月12日は萬徳市が開催され」、農業生活と密着して郷内で最も賑わう市であった。牛馬の安全祈願は萬徳寺で行うことが通例であり、祈祷を受ける牛は萬徳寺の境内にも入った。牛のセリ市もあった。現在は5月第2日曜に行っている。 山門におかれている仁王(天将)は甲冑をつけた姿の石造。この仁王像については、幕末の怪力僧のほのぼのとした言い伝えもある。 以前は「怪力和尚」の伝承にちなんで萬徳市の際に「力餅くらべ」が行われていた。 1月中旬には病魔除けの「百万遍大数珠繰り」も行われている。 香西ふるさとカルタ 旧「萬徳寺 柏(はく)の名木 楠の大木」 現在「萬徳寺 柏の名木 毘沙門天」 「春魚(はるいお)は人を集めて 萬徳市」がある。 引用) 立山信浩著 「笠居郷探訪」653〜656ページ |
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