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香西の歴史・お墓・お堂・お地蔵さん

毘沙門天立像
香西寺の毘沙門天
平安初期、藤原時代前期の弘仁仏。
作者不詳。檜一木丸彫像。3尺3寸(1m)
昭和16年(1941)11月、国重要文化財に指定される。
昭和36年(1961)竣工の毘沙門堂に安置。
讃岐七福神の一つ

萬徳寺の毘沙門天
脇侍として右に吉祥天、左に善膩師(ぜんにし)童子を置いた三尊仏形式をとる。
毘沙門天と吉祥天は夫婦であり善膩師(ぜんにし)童子は子どもだとされる。
毘沙門三尊が揃っている例は少なく、萬徳寺の三尊は貴重な例である。
萬徳寺の毘沙門天は33年に1度しか開帳されない秘仏として厨子の奥にあり、普段は前立ち仏を拝む。
次の御開帳は平成30年(2018)


毘沙門天とは元は仏のおわす須弥山(しゅみせん)を守る四天王のうち格別力があり北方を守る多聞天。平安時代に入って四天王から独立した多聞天が毘沙門天と呼ばれるようになった。
武神であった多聞天は毘沙門天となることで福の神、富貴の神として庶民信仰の対象に変わり七福神の一つに加わった。
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