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香西の歴史・過去の建物

真空式精塩法
真空式釜を用いて煎熬(せんごう=濃厚塩水を煮詰めて食塩を煮詰めて食塩を析出すること)を行う製塩法。釜の内部を低圧にすることにより水の沸騰点が低下し、低温での水分蒸発が可能になるため、従来の鹹水(かんすい)を塩釜で煮詰める方式に比べて燃料が節約できる。昭和26年(1951)から29年(1954)の4年間に設備改善のための法的措置があり、真空式工場を建設した。
*昭和28年(1953)3月、香西町は、香西港に面した加藤塩田の一角6,000坪を埋め立て造成し、高松塩業協同組合(香西浜、高松浜、弦打浜の三社で昭和27年4月発足)に譲渡して真空式製塩工場を誘致した。操業は、昭和29年(1954)。このとき、真空式製塩工場に至る東臨港線道路(現在の香西中央通り)が開通した。
引用) ※立山信浩著 「笠居郷探訪」403ページ
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芝山から見た塩田と製塩工場(山田さま所有資料より)
「芝山から見た塩田と製塩工場(山田さま所有資料より)」
(昭和30年頃撮影)
高松塩業香西工場(山田さま所有資料より)
「高松塩業香西工場(山田さま所有資料より)」
(昭和30年頃撮影)
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