伝統ある建物や場所・お墓・お堂・お地蔵さん
たくさんの地蔵 | |
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地蔵菩薩の略称。他の仏のように自分の領土である浄土を持たず、六道(地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天)を自分の住み家として道に迷う衆生を教え導く菩薩。 *常に庶民の生活空間にいて、庶民を救うために錫杖をついてやって来られる僧形の地蔵菩薩は、お地蔵さん(おぞさん、おっぞさん)と親しみを込めて呼ばれる。 *香西寺の本尊は延命地蔵菩薩。そのため香西寺の院号は地蔵院。 やさしい童顔の僧形で現されることから子どもの守護神ともされ、川や池など子どもが水難事故にあった場所には石地蔵が祀られた。幼児を失った親は、生前に子どもが使っていたヨダレ掛けをお供えして、地域の加護を祈願する習わしもある。 8月23・24日には地蔵盆の供養をする。 *代表的な地蔵として六地蔵(六道それぞれの地蔵を表し、墓地に6体で立つ)、子安地蔵(妊婦の安産を守護)、延命地蔵(新生児を守り、短命を避ける)、子授け地蔵、賽の河原(西院河原)地蔵などの他、あごなし(歯痛)、イボトリ、タグリ、火(ほ)焼け地蔵などがある。また村境や峠に立って悪霊などの侵入を阻む境目(さかいめ)地蔵もある。地蔵の名称は効用を示すものが多い。 笠井郷内の主な石地蔵 中笠居(香西);今池の地蔵(西院川原地蔵)・殿井の地蔵・御旅地蔵・おこり地蔵・山口の地蔵(首切り地蔵・ものいう地蔵)・ふすぼり地蔵・マエガタの地蔵・中塚西之丁の地蔵(ぼんのそ橋の地蔵)・港町北の地蔵・港町南の地蔵・(女講の地蔵)・明神の延命地蔵・常善寺西北角の地蔵・広厳寺山門前の地蔵・オカンドさんの地蔵・西光寺山門前の地蔵・香西天満宮(天神さん)南の地蔵・香西寺山門前の地蔵・香西寺の子安地蔵・萬徳寺山門前の地蔵・川向地蔵堂の地蔵など 編集部が撮影した地蔵(随時追加予定です) 引用) ※立山信浩著 「笠居郷探訪」347〜348ページ |
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